アリス秘報館

亜璃西スタッフの面々が、その日常を大暴露。秘密のベールが今、明かされる!?
【ししゃも小町の乱読通信…9月読破分報告号】
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    【ししゃも小町の乱読通信…9月読破分報告号】

    “亜璃西社ファミリー”のししゃも小町さんが、
    バッタバッタと読み倒した量書・漁書・良書・猟書の
    ひと口メモを、読んだ順に大公開!
    今回の9月読破分報告号で紹介するのは、全6作品。
    はてさて、小町さんのココロの琴線に触れたものは…

    ●評価の見方…最低0シシャモ〜最高5シシャモの
    6段階評価でございます!
    *評価対象から外れるものは、カラフトシシャモ

    《小町・9月分乱読メモ》
    ◆小町便り
    雪むしが飛んでいるのを見かけました。
    日の暮れるのが早くなりました。
    心淋しくなってきたら“鍋料理”の準備です。




    『鷺と雪』 北村薫(文藝春秋)
    良家令嬢・花村英子とお付き運転手・別宮みつ子
    (ベッキーさん)が、時代を見つめ謎に挑む。
    .<不在の父>、.<獅子と地下鉄>、.<鷺と雪>
    の3篇を収録。どれもおもしろい。
    気虜埜紊蓮◆崛擾ゆき」という1行で終わっている。
    兇肋赦10年の夏の出来事。「大東京で深夜ブッポウソウの
    鳴き声が聞こえた」で終わり、掘嶌蹐叛磧廚痢崗赦11年2月
    雪の朝。」…へと続く。
    文章は静謐で味わい深く、又、あの時代の風俗、風物、文化が
    どの篇にもちりばめられていて興味深かった。
    宮部みゆきの『蒲生邸事件』も、2・26事件の朝の風景が
    沁みたっけなあ。
    浅田次郎の言、「あの時代は美しい文章あってはじめて表現できる。
    まさにプロの仕事である」。
     …5シシャモ拍手

    『宵山万華鏡』 森見登美彦(集英社)
    6篇から成る、妖しの世界の「御開帳」。
    祇園祭の宵山の日、あっちの辻からこっちの辻から、
    コンチキチンと鐘の音。宵山は色を変え、形を変えて、
    万華鏡のごとく終わらない―。
    第1篇<宵山姉妹>の文頭3行と終わり3行が、
    第6篇<宵山万華鏡>の始めと終わりの文章に重なります。
    ピッタリと寄り添うように、遠くに京都タワーが。
    バレエ教室帰りの三年生と四年生の姉妹が、
    やっと宵山の夜から抜け出せ家に帰れるのです。
    〜寄り道をしてはいけませんよ〜
     …2シシャモ

    『なぜ、北海道はミステリー作家の宝庫なのか?』
    鷲田小彌太・井上美香(亜璃西社)
    辛口も含む、歯切れのよい文章。
    こんなに多数、北海道関係の作家がいるのねえーと思ったら、
    「デビューするだけなら、かなりの人にも可能だろう」(東直己の項)と。
    続けて書きつづけることの難しさかな。
    京極夏彦のあのシリーズは“レンガ本”“サイコロ本”というんだ。
    本当にソウ。寝ながら読むのは大変。
     …2シシャモ

    『あした咲く蕾』 朱川湊人(文藝春秋)
    7篇の内の1つ、<花まんま>の印象とオチが強烈だったせいか、
    残りにはチョイと不満。<カンカン軒怪異譚>が、まぁいいかな。
     …1シシャモ

    『塩の道』 宮本常一(講談社学術文庫)
    民俗学者・宮本常一最晩年に行った講演の蓄積。
    資料、知識、壮大な仮説がいっぱい。そして平明。
    何回でも何回でも。
     …3シシャモ

    『文藝春秋 SPECIAL (スペシャル) 』〈2009年10月号〉文藝春秋
    [座談会]日本史・名誉回復会談、[対談]歴史のなかの老後。
    うんー、そんな人いたんだー。楽しかったヨ、まぁまぁ。
     …カラフトシシャモ
    10:50 | ししゃも小町 | comments(2) | - | - | - |
    【ししゃも小町の乱読通信…7・8月読破分報告合併号】
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      【ししゃも小町の乱読通信…7・8月読破分報告合併号】

      “亜璃西社ファミリー”のししゃも小町さんが、
      バッタバッタと読み倒した量書・漁書・良書・猟書の
      ひと口メモを、読んだ順に大公開!
      今回の7・8月読破分報告合併号は、全8作品。
      はてさて、小町さんのココロの琴線に触れたものは…

      ●評価の見方…最低0シシャモ〜最高5シシャモの
      6段階評価でございます!


      《小町・7・8月読破分乱読メモ》
      ◆小町便り
      つゆ空の7月、少〜し夏を感じた8月から、だらだらと
      初秋へ突入。油のたっぷりのったサンマも喰べた。
      枝豆も、トウキビも美味しかった。続々と美味しい食物が
      控えている今日この頃です。
      今年は、道端や庭でも虫の“音色”がよーく聞こえます。
      幸せです。



      『わが夕張わがエトロフ ―ルポ・エッセイ集』 佐々木 譲
        (北海道新聞社)
       終戦で故郷を追われた父(エトロフ出身)と母(樺太出身)
      を受け入れてくれた土地〈夕張〉。さらに、自らが生まれ3才
      まで育った地〈夕張〉のこと。仕事場でもある荒野の「僧房」
      中標津のことをつづる。
      〈第三章 時代の激動を歩く―バルト三国は燃えていた―〉
      を興味深く読んだ。
      1989年「人間の鎖」運動から、20年が過ぎた。
      …1シシャモ

      『ドンキホーテのピアス(13) どうしてニッポンはこんなに
      便利で息苦しいのか?』
      鴻上尚史(扶桑社)
       週刊SPAの連載エッセイ。いつもの様に歯切れがよく、
      笑わせ、サービス精神いっぱい。〈僕たちの好きだった革命〉
      の稽古・本番風景やロンドン滞在中のできごと。幸せとは何か
      機Ν兇覆匹覆鼻
       今年も〈僕たちの好きだった革命〉を観に行きました。
      今回もジーンとポロポロ。そおっーと泣きました。

      ◎道浦母都子さんの歌
      ・どこかさめて生きているようなやましさはわれらの世代の
      悲しみなりき
      ・明日あると信じて来たる屋上に旗となるまで立ちつくすべし

       ポスターは旗を立てた高校生が、すっくり立っています。
      ルーズソックスがステキです。
      …2シシャモ

      『ゴルディオンの結び目』 後藤 均(東京創元社)
       東側インテリジェンス〈オットー〉は誰? 美術絵画盗難、
      ヨーロッパ地理、歴史、特にマルタ島を詳しくお勉強。さらに
      失読症etc…。
       でもネェー、あれもこれもと盛り沢山。最後は厭きました。
      表紙につられて買っちゃった。
      …0シシャモ

      『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』(上・下)
        スティーグ・ラーソン(早川書房)
       さまざまな面白さのミステリー、ハードボイルドetcを
      味わわせてくれた敬作が完結です(まだ続いたんだろうねェー。
      筆者が2004年11月に50才で死去)。
       生きかえった女戦士リスベットの為、騎士達が国家権力に
      闘い挑むのです。これでもか、これでもかと最後の最後まで
      ハラハラさせます。
      ――脳をフル回転させよ。クリック・クリック――
      …5シシャモ

      『ボックス!』 百田尚樹(太田出版)
      『風の中のマリア』もたいへんgoodでしたが、それ以上
      かもしれません。恵美須高校ボクシング部が舞台。ユウちゃん、
      カブちゃん、マネージャの丸野さん。
      ――風が吹き抜けたみたい――
       少年たちの友情と熱き闘い。グングン物語に引きこまれて、
      興奮と感動。スゴインだヨ。歓迎、感激。
      …5シシャモ

      『ころころろ』 畠中 恵(新潮社)
       若だんな、一太郎の目がみえなくなった。その理由は?
      一文銭が、黄泉の比良坂を転がり下って行くヨ。ころころころろ、
      ころころろ!
       神も仏も人間も、最愛のもとへ帰り戻るのでしょうか?
      …1シシャモ

      『神去なあなあ日常』 三浦しをん(徳間書店)
       林業に“ゆる〜く”かける青春!
       横浜の高校を卒業してすぐ、林業のことなど全く知らない若者
      平野勇気君が、山の男に成長する物語です。奈良との県境、三重県
      “神去村字神去”。こんな、お伽話物語が読みたかった。
       神去村を探し、たずねたい気持ち。ノコ(犬)はシッポを振って
      迎えてくれるでしょうか。
       林業っておもしれ〜!
      …4シシャモ

      『南極料理人の悪ガキ読本―北海道旨いぞレシピ付き』 西村 淳
        (亜璃西社)
       5年前、病院のベッドでギブスをまいた腕を庇いながら読んだ。
      つらかった。クスクス、クスクス、尾を引く笑いなのだ。痛かった。
      そして、懐かしい子供の頃の風景、生活。思わず笑顔がほころびます。
       また読みました。やっぱりオカシイ。「」、<>の話し言葉は、
      北海道弁でチャント、イントネーションを付けて黙読しているのです。
      ≪これは旨いぞ!!ざまみろレシピ≫すんごくイッス。
       さあ、笑った笑った。元気に冬をお迎え出来ます。
      …3シシャモ
      15:14 | ししゃも小町 | comments(2) | - | - | - |
      【ししゃも小町の乱読通信…6月読破分報告号】
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        【ししゃも小町の乱読通信…6月読破分報告号】

        “亜璃西社ファミリー”のししゃも小町さんが、
        バッタバッタと読み倒した量書・漁書・良書・猟書の
        ひと口メモを、読んだ順に大公開!
        今回の6月読破分報告号は、全5作品。
        はてさて、小町さんのココロの琴線に触れたものは…

        ●評価の見方…最低0シシャモ〜最高5シシャモの
        6段階評価でございます!


        《小町・6月読破分乱読メモ》

        ◆小町便り
        北海道らしからぬ天候の6月でしたネ。
        ドンヨリ、ジメジメ、ヒンヤリ(否、寒かった)。
        しかし、庭の草木は元気にスクスク。
        2009年の丑年も半分が過ぎました。
        最悪の不景気にも慣れ親しみ、ケセラーセラ〜♪



        『ミレニアム2 火と戯れる女』〈上・下〉
        スティーグ・ラーソン(早川書房)
         待ちに待った第2部です。リスベット・サラデルの
        自出<過去>が明かされる。少女は硬い笑みをうかべ、
        お前は強い、と自分に言い聞かせた。
        十三才を迎えた日の夜だった。
        たった一人で世界と戦う、強くて、孤独で、ちょっと悲しい
        健気なリスベット。大好き。
        スウェーデンでは第1部『ドラゴン・タトゥーの女』は
        映画になり、成功。
        …5シシャモ拍手


        『サンチョ・キホーテの旅』西部 邁(新潮社)
        憶い出の星座――「表現者」の連載、
        北帰行の記録――「北の発言」の連載、
        の2部構成。すごい記憶力と自意識と経験。
        以下、ラストの章=戦線逃亡の顚末=より抜粋。
        「人間は自分の死について意識する動物なので
        納得のいかない死に方や死なせずにすんできたのは、
        あの「逃亡」のおかげなのだと納得している。
        昭和36年の3月15日、私は「戦線逃亡」を宣言した。
        その時から半世紀が過ぎました。」
        …3シシャモグッド


        『六つの手掛り』乾くるみ(双葉社)
        懐かしいかんじの本です。
        わかった様で判らない手がかり。
        …1シシャモ


        『風の中のマリア』百田尚樹(講談社)
        マリア! あなたも、やっぱり強かった。

        高く高く、もっと高く。突然、光が消えた。
        体から全ての力と感覚がなくなり、
        マリアは自分の体がゆっくりと落下しているのがわかった。

        本の表・裏・中にマリアの暮らす森の地図が載っています。
        東の尾根を下ると果樹園があります。もう実をつけている
        でしょうか。
        『巻末補足資料』が載っていまして、オオスズメバチや
        その他の蜂について、学習が出来ます。
        おもしろかったよ。泣いちゃった。
        …3シシャモグッド


        『ソロモンの犬』道尾秀介(文藝春秋)
        2009年6月28日(日)の北海道新聞「行間往来」に、
        彼のインタビューが載っていました。
        「いつも冒頭のシーンとラストシーンが決まっていて、
        その間の道筋はもやもやとしているんですね。
        そこに一つ、仕掛けを潜ませる…」とネ。

        犬の名前はオービー。間宮先生、オービーをよろしくね。
        「悪意は、伝染病のようなものです。ウィルスは体力が
        弱ったときに肉体を支配する。悪意は精神が弱ったときに、
        心を支配します」
        間宮先生、其の道理ですね。ソロモンの指輪はいりません。
        …1シシャモ
        11:22 | ししゃも小町 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        【ししゃも小町の乱読通信…4〜5月読破分報告・合併号】
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          【ししゃも小町の乱読通信…4〜5月読破分報告・合併号】

          “亜璃西社ファミリー”のししゃも小町さんが、
          バッタバッタと読み倒した量書・漁書・良書・猟書の
          ひと口メモを、読んだ順に大公開!
          今回の4〜5月読破分報告・合併号は全7作品。
          はてさて、小町さんのココロの琴線に触れたものは…

          ●評価の見方…最低0シシャモ〜最高5シシャモの
          6段階評価でございます!


          《小町・4〜5月読破分の乱読メモ》

          ◆小町便り
          梅に桜に木瓜――札幌は甘く不思議な香りを放つライラック。
          そして、なんと牡丹、藤の花までもが満開。
          イヤハヤ、五月生まれの私は毎日浮かれ立っているのです。
          本当に美しい季節です。

          『監察医が触れた 温かい死体と冷たい死体』上野正彦
          (朝日新聞出版)
          悲しい死体がいっぱい。
          …1シシャモ

          『坂口安吾と太平洋戦争』半藤一利(PHP研究所)
          日本が太平洋戦争に、どのようにまっすぐ撃入していったのか。
          その時々、空襲体験下の安吾が何を見、何を探訪したのか。
          正しく堕ちよ――戦後の「堕落論」へ。
          …2シシャモ

          『ミレニアム機.疋薀乾鵝Ε織肇ァ爾僚(上・下)』
           スティーグ・ラーソン◇著、ヘレンハルメ美穂・岩澤雅利◇訳
          (早川書房)



          スウェーデン発、驚異の三部作と本の帯にある。
          本当だった。
          翻訳が滑らか。上手。三部作の機
          首すじから背中にかけてドラゴン・タトゥーを入れた女探偵、
          リスベット・サランデル。愛車はカワサキの125CCバイク。
          スウェーデンの片田舎・ヘーデビ島に住む富豪ヴァンゲル家
          当主の誕生日に毎年、白い花が届く。
          今年は「デザート・スノー」。オーストラリアの珍しい花。
          ワクワクして読んだ。驚いた。唸った。衝撃。
          …5シシャモ拍手

          『ルパンの消息』横山秀夫(光文社文庫)
          喫茶店ルパンが15年後、ルパン契い般樵阿変わったけど、
          同じ場所にまだあった。
          時効まで24時間。
          …3シシャモ

          『はみ出しの文法 敗者学をめぐって』山口昌男(平凡社)
          多角的主題と各々の博学者との対話篇。
          こんなに面白く、真面目に生きた人々と、
          どこかでつながるネットワークのご紹介です。
          10の対話篇、どれもこれもヘェーの連続。
          おもしろい。
          何度でも読まなくチャ。
          …4シシャモグッド

          『アイルランドの薔薇』石持浅海(光文社文庫)
          高村薫の『リヴィエラを撃て』を思い出し、
          アイルランドという文字を見て、つい買っちゃった。
          バラの木を植えましょう、霧は晴れる。
          …2シシャモ

          『ま、いっか』浅田次郎(集英社)
          彼曰く、座右の銘は何百とある。
          その一つ。〜花笑鉄心〜
          …2シシャモ
          17:36 | ししゃも小町 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
          【ししゃも小町の乱読通信…3月読破分報告号】
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            【ししゃも小町の乱読通信…3月読破分報告号】

            “亜璃西社ファミリー”の「ししゃも小町」さんが、
            バッタバッタと読み倒した量書・漁書・良書・猟書の
            ひと口メモを、読んだ順に大公開!
            今回の3月読破分報告号は全5作品。
            はてさて、小町さんの琴線に触れたものは…

            ●評価の見方…最低0シシャモ〜最高5シシャモの
            6段階評価でございます!

            《小町・3月読破分の乱読メモ》

            『テンペスト(上・下)』池上永一(角川グループパブリッシング)
            昼は宦官、夜は側室。琉球王国末に登場した
            シンデレラ(寧温)大河ロマン。
            琉球の歴史・地勢など詳しくフムフム。
            なる程、池上氏はウチナンチュー。
            (テンペスト:気象用語で嵐、暴風雨の由)
            …5シシャモ

            『ブラザー・サン シスター・ムーン』恩田 陸(河出書房新社)
            高校1年の時、出会った楡崎綾音・戸崎衛・箱崎一。
            ある夏の日、3人で観た映画「ブラザー・サン シスター・ムーン」。
            大学生、そして大人へとそれぞれ別々の道でフッとあの映画。
            その時、あの16才の夏の情景をありありと思い出す。
            イヤ、沸き起こる。あれは―?
            わすれない。あるもんネー、不思議な時間、ショット。
            でも、『夜のピクニック』の方が好き。ドキドキして読んだもの。
            …2シシャモ

            『プリンセス・トヨトミ』万城目学(文藝春秋)
            益々、巧み・上手・面白い。大阪の秘密、大阪城が赤く燃える。
            万城目学君、セーラー服の大輔君最高!
            …4シシャモ

            『英雄の書(上・下)』宮部みゆき(毎日新聞社)
            宮部みゆきさんは、なんて健気な子供、人間を書くのでしょうか。
            狼を知っています。
            …2シシャモ

            『神さまがくれた漢字たち』白川 静 監修/山本史也 著(理論社)
            6章の物語構成。第5章「空翔けるものの物語」は特にうなりました。
            とっても良い著です。
            …3シシャモ
            12:31 | ししゃも小町 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
            ししゃも小町の乱読通信…2月号
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              【ししゃも小町の乱読通信…2月号】
              “亜璃西社ファミリー”の「ししゃも小町」さんが、
              バッタバッタと読み倒した量書・漁書・良書・猟書の
              ひと口メモを、読んだ順に大公開!
              今回の2月号は全4作品。
              はてさて、小町さんの琴線に触れたものは…

              ●評価の見方…最低0シシャモ〜最高5シシャモの
              6段階評価でございます!

              《小町・2月の乱読メモ》

              『カムイ伝講義』田中優子(小学館)
              白土三平『カムイ伝』を素材に、その背景である江戸時代に
              ついてを考察。ゼミテキストから発展した著で、身分階級を
              今現在と比較して思うところ大(劇画「カムイ伝」は
              読んだことが無いのだけどネ)。
              …4シシャモ

              『昭和のエートス』内田 樹(バジリコ)
              4章、39編からなるエッセイ集。
              〜私的昭和人論〜、〜悲しみと聡の予感の中で〜、
              〜なぜ私たちは労働するのか〜、〜アルジェリアの影〜
              はナカナカ! “ケンカ好き”そうな人だ。
              …3シシャモ

              『東京モンスターランド
              〜実験アングラ・サブカルの日々』
              榎本了壱(晶文社)
              「パビリオン1:少年詩人群像館」から、「パビリオン20:
              トーク・スクラップ館」までと、「20世紀モンスターサミット
              〜そのときあの人とこんな話をした」の2部だて。
              圧倒的人脈と記憶と誠実さとマメさと、そして働き者。
              1950年代の早熟自叙的少年期から2000年頃まで、
              カウンターカルチャー、サブカルチャーが時間とともに
              文化として定着していった引率者の青春回想記述。
              「パビリオン5:渋谷天井棧敷館」、「パビリオン6:鬼六緊縛館」
              などなどのパビリオンも、主役級モンスターでいっぱい。
              …5シシャモ

              『安徳天皇漂海記』宇月原晴明(中公文庫)
              8才で壇の浦で入水死した安徳幼帝を内包する
              琥珀の玉体が流れる。「浪の下にも都のさぶらふぞ」。
              第1部=東海漂白。第2部=南海流離。虚と実の伝奇幻想物語。
              …2シシャモ
              11:50 | ししゃも小町 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
              ししゃも小町の乱読通信…1月号
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                【ししゃも小町の乱読通信…1月号】
                “亜璃西社ファミリー”の「ししゃも小町」さんが、
                バッタバッタと読み倒した量書・漁書・良書・猟書の
                ひと口メモを、読んだ順に大公開!
                今回の1月号は全7作品。
                はてさて、小町さんの琴線に触れたものは…


                ●評価の見方…最低0シシャモ〜最高5シシャモの
                6段階評価でございます!

                《小町・1月の乱読メモ》

                『どこから行っても遠い町』 川上弘美(新潮社)
                11編からなる連作短編。
                東京郊外の古い商店街、懐かしい風景。
                行きかう人々の、ぼんやりと道路に残る昼下がりの影のような、
                日々の出来事。でも忘れない―。
                うまいナー。谷内六郎の装画は本の内容にピッタンコ。
                …5シシャモ

                『旅する力 深夜特急ノート』 沢木耕太郎(新潮社)
                〜人が変わることができる機会というのが人生のうちでそう何度も
                 あるわけではない。だからやはり、旅には出ていった方がいい。
                 危険は一杯あるけど、困難は一杯あるけどやっぱり出た方がいい。
                 「恐れずに」「しかし、気をつけて」〜
                その年代にふさわしい旅を、考えます。
                …4シシャモ

                『瑠璃でもなく、玻璃でもなく』 唯川 恵(集英社)
                装丁につられて手にした一冊。失敗。
                〜好きな男と結婚するだけで人生は完結するわけじゃない〜
                と、帯に書いてます。
                …0シシャモ

                『傍聞き』 長岡弘樹(双葉社)
                「迷い箱」「899」「傍聞き」「迷走」の4編からなる、とても丁寧に、
                抑え気味に書かれた推理本です。
                …2シシャモ

                『光』 三浦しをん(集英社)
                『仏果を得ず』以来、久々に読んだ「しをんちゃん」の本。
                何でも書けるんだ〜、という感じ。
                怖かったヨー。
                …4シシャモ

                『ファミリー ポートレイト』 桜庭一樹(講談社)
                ママの名前はマコ、マコの娘はコマコ。
                第一部「旅」の部分で、もう圧倒されイカレました。
                第二部「セルフポートレイト」で、コマコが愛らしく、切なくて、
                泣かされちった。
                交響曲のような、ハードロックのような、ちょっと重めですが…、
                おもしろい。
                …5シシャモ

                『詩と死をむすぶもの 詩人と医師の往復書簡』 谷川俊太郎、徳永進(朝日新書)
                とっても暖かい猝遒硫嵜芭貼雖瓩領彎屋紊隼躾佑裡嫁間の
                魂の往復書簡。
                笑います。泣きます。唸ります。考えます。
                祈ります。
                …5シシャモ
                17:34 | ししゃも小町 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                ししゃも小町の乱読通信…12月号・パート2
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                  【ししゃも小町の乱読通信…12月号・パート2】

                  “亜璃西社ファミリー”の「ししゃも小町」さんが、
                  バッタバッタと読み倒した量書・漁書・良書・猟書の
                  ひと口メモを、読んだ順に大公開!
                  今回は12月号パート2です。はりきってどうぞ〜!


                  ●評価の見方…最低0シシャモ〜最高5シシャモの
                  6段階評価でございます!

                  《小町・12月の乱読メモ》

                  『百瀬、こっちを向いて』 中田永一(祥伝社)
                  相原ノボル君、高一(15歳)時の回想。
                  〜軽く死にたくなったよ〜
                  今度、会話中に使ってみよ〜っト。
                  ほおずきの花言葉:裏切り・不貞・浮気だって。
                  1シシャモ

                  『モダンタイムス』 伊坂幸太郎(講談社)
                  すごーく、面白いです。
                  『ゴールデンスランバー』同様、たいへんよくできました。
                  〜人に会えるのはね、生きている間だけなんだよ〜
                  〜ねえ、世の中で一番辛いことって何だか分かる〜
                  〜お別れだよ〜
                  〜二度と会えないほど、やり切れないものはないよ
                   取り直しがつかないことだから〜

                  生真面目で、やさしい人達のお話です。
                  読書終了後、ウーンと唸り、そしてホッとしてコーヒー。
                  4シシャモ

                  『人生に希望をくれる12の物語』 鴻上尚史(講談社)
                  彼らしく、健康で、歯切れがよい文です。
                  この冬は、昔読んだ作品を再読してみるか。
                  「生きる希望」を追いかけてね。
                  〜神は信じることは出来ないけれど、誰かがいてくれれば、
                   少しは生きていく力を感じることが出来る〜
                  Chapter10・セメント樽の中の手紙より
                  〜僕達は、どうやら幸運に鈍感で不幸に敏感なのだと思います〜

                  歳を重ねていくと、小さな幸福にも狂喜乱舞ですヨ。
                  4シシャモ

                  『子うさぎましろのお話』 文・佐々木たづ 絵・三好碩也(ポプラ社)
                  この季節には思い出して読みます。
                  表紙の爐泙靴蹲瓩鮓て下さい。ピンクの耳にピカピカ輝く
                  お星様の勲章を。
                  25年程前、左右に息子・娘を寝かせて、毎晩読んで聞かせ、
                  鼻水ズルズルは母親でした。
                  まだ明治生まれの母も生きていましたし…。
                  シシャモ全部(素晴らしすぎて換算不可能)


                  今年も終わろうとしています。
                  お体に気をつけて     合掌
                  19:47 | ししゃも小町 | comments(3) | trackbacks(0) | - | - |
                  ししゃも小町の乱読通信12月号
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                    【ししゃも小町の乱読通信…12月号】

                    “亜璃西社ファミリー”の「ししゃも小町」さんが、
                    バッタバッタと読み倒した量書・漁書・良書・猟書の
                    ひと口メモを、読んだ順に大公開!
                    注目の第二弾は全7冊をご紹介します!


                    ●評価の見方…最低0シシャモ〜最高5シシャモの
                    6段階評価でございます!


                    《小町・11月の乱読メモ》

                    『不連続の世界』 恩田 陸(幻冬舎)
                    5編からなる、ぼんやり・不思議な恩田ワールド。
                    トラベルミステリー。 …2シシャモ

                    『葉桜の季節に君を想うということ』 歌野晶午(文春文庫)
                    最後の驚き。なるほど、マイッター。
                    ―人生の黄金時代は老いて行く将来にあり―
                    カラダは鍛えましょう。その日の為に。 …3シシャモ

                    『宮澤賢治に聞く』 井上ひさし(文春文庫)
                    爛ぁ璽魯函璽椶侶猯鷦岫瓠ヾ僂燭い如爾后 …3シシャモ

                    『レンブラント・フェルメールの時代の女性たち』 尾崎彰宏(小学館)
                    17世紀オランダの黄金世紀の幕開け。女性像から読み解く
                    オランダ風物画。 …3シシャモ

                    『グラスホッパー』 伊坂幸太郎(角川文庫)
                    鈴木」と「」と「」。
                    皆頑張っているハードボイルド。 …2シシャモ

                    『カラスの親指』 道尾秀介(講談社)
                    色々なところに小道具が一杯。最後に桜が
                    青空を覆う。 …2シシャモ

                    『エクサバイト』 服部真澄(角川書店)
                    プロローグから第一章を読み終えるのに一週間。なかなか
                    馴染めず。第二章を読み終えて、なるほどなるほどと流れた。
                    あと味、フムー。アンチエイジング。 …1シシャモ


                    ※訂正です
                    11月号『拝啓 藤沢周平様(佐高 信、田中優子)』の紹介文中で、田中優子さまの出身を「東京」としておりましたが、こちらは「横浜」出身の間違いでした。訂正させていただき、ここに謹んでお詫び申し上げます。すみませんでした。

                    15:49 | ししゃも小町 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
                    本日初登場!【ししゃも小町の乱読通信】
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                      【ししゃも小町の乱読通信…11月号】

                      “亜璃西社ファミリー”の「ししゃも小町」さんが、
                      バッタバッタと読み倒した量書・漁書・良書・猟書の
                      ひと口メモを、読んだ順に大公開!
                      月イチで登場予定の大型新人ブロガ―(釧路出身、
                      人生経験豊富)を、みなさまどうぞごひいきに〜。


                      ●評価の見方…最低0シシャモ〜最高5シシャモの
                      6段階評価でございます!


                      《小町・10月の乱読メモ》

                      『荒地の恋』 ねじめ正一(文藝春秋)
                      猫好きの人たちが多数出てくるヨ。詩人たちの複雑
                      すぎる人生。フムー。 …1シシャモ

                      『訣別の森』 末浦広海(講談社)
                      第54回江戸川乱歩賞受賞作。本のタイトル、なんとか
                      ならないかなー。登場する人たち、特に女性たちが
                      元気でスッキリ。舞台が道東だから、旅行気分。
                      ア、行ったことある!なんて楽しみ方も、おもしろい。
                      …2シシャモ

                      『拝啓 藤沢周平様』
                      佐高 信、田中優子(イースト・プレス)
                      庄内は酒田出身の佐高、横浜出身の田中が対談。
                      「厳しい冬の日本海を知らなければ、藤沢文学はわからない。
                      悔しかったら来てみろ、雪の中に突っ転がしてやるから」と
                      佐高信は爐佞襪気鉢瓩任Δ譴靴修Δ縫屮帖
                      行ってみようかなー、酒田・鶴岡に。でも冬の旅行は否。
                      good。 …2シシャモ

                      『当マイクロフォン』 三田 完(角川書店)
                      「鬼平犯科帳」ナレーションの語り手、NHKアナウンサー
                      中西龍の評伝小説。 …0シシャモ雷

                      『告白』 湊かなえ(双葉社)
                      good、good! ただ、どうしても納得いかないところ有。
                      突然採血されたら、「何をするんだー」と叫ばないもの
                      だろうか…。愛があれば我慢出来るか? …3シシャモ

                      『きのうの世界』 恩田 陸(講談社)
                      「ようこそ 塔と水路の町へ」。この街(町)の地図を
                      書きたくなった。地図記号、色鉛筆を使って。
                      う〜ウウン〜、good、goodです。 …4シシャモ拍手

                      『ドミノ』 恩田 陸(角川文庫)
                      登場人物が多く、実に27人。ある一日の出来事。
                      ほんの些細な偶然(駒)が、パタパタと繋がり、結び、
                      倒れていく―ドミノ。good。 …1シシャモ

                      『謎解きフェルメール』 小林頼子、朽木ゆり子(新潮社)
                      17世紀オランダの歴史、フェルメールが生きていた時代に
                      ついて、人々、風俗が平易に解説されている。この一冊で
                      フェルメール通になれそう。very good。 …3シシャモ

                      『知識ゼロからの西洋絵画入門』 山田五郎(幻冬舎)
                      歴史、地図、絵画写真入り西洋絵画の入門書。巨匠の履歴書
                      (ルネッサンスから現代まで、34人の画家の生涯)が楽しいヨ。
                      goodです。 …2シシャモ

                      『或る「小倉日記」伝 傑作短編集(一)』 松本清張(新潮文庫)
                      来年(2009年)、松本清張生誕100年。ウナル。時代が遠くなる。
                      …1シシャモ
                      21:15 | ししゃも小町 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |

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