アリス秘報館

亜璃西スタッフの面々が、その日常を大暴露。秘密のベールが今、明かされる!?
北国の春 PART.2 〈円山ばなな編〉
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    あっという間に4連休も過ぎ去り、連休モードもおしまい。
    ばななは「節約生活だっ!」と言いつつ、札幌市内〜近郊を
    うろちょろしていましたが、みなさまの連休はいかがでした
    でしょうか。

    昨日は友人と円山エリアをぶらぶら散策していたのですが、
    タンキニ五郎先輩のサクラ写真に負けず劣らず北海道らしい
    風景を目にしましたので、ご紹介を。

    サクラの名所・円山公園内の北海道神宮には梅林があるのですが、
    サクラと一緒にきれいな花を咲かせていましたので、散策ついでに
    お花見をしてきました。



    ウメのいい香りに包まれてのお花見だなんて、豪華!
    はらはらとサクラの花びらが風に舞う様子を目に、ウメの木の下で
    頬張るおにぎりは、格別でしたよ。ウメとサクラを同時に楽しめて
    しまう。これぞ北海道の春、ですね。

    そして、公園内でもくもくと煙をあげ、カラスと格闘しながら、
    バーベキュー(ジンギスカン?)を楽しむ人たちの姿もまた、
    春の風物詩…。
    19:23 | 平岸ばなな | comments(0) | - | - | - |
    金沢を一人旅して考えるココロなのだ
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      お久しぶりです。
      忘れられているかもしれませんが、平岸ばなな、平岸ばななです。
      思い出してください、平岸ばななです。

      果てしなさに心くじけそうになったお仕事もちゃんと終わり、
      最近は落ち着いた日々を過ごしております、平岸ばななです。
      …そろそろ思い出していただけましたでしょうか。

      抜けないトンネルがないように、どんな苦難も通り過ぎるもの
      なのだなあとしみじみ感じる今日この頃です。(ばななは)
      お仕事が落ち着きましたので、アリスブログ盛り上げ隊として、
      任務遂行中なのであります。

      さて、大雪であった冬も終わり、すっかり春めいてまいりましたね。
      春のインフルエンザの流行にしっかりと乗り、数名の犠牲者を
      出した我が社でしたが、ばななは、からあげ大臣先輩経由のウイルスにも
      隣のファンシー男子(仮)経由のウイルスにも負けず、この週末、
      単身金沢へ行ってまいりました。


      ↑写真は早朝の兼六園です。普段運動しない体で
      宿から30分以上歩いたら、ひどい筋肉痛に…。

      実は円山マンボ先輩とW社長に、一人で金沢へ行くと
      伝えたところ、「えっ、一人なの?!!!」と驚かれて、
      逆にびっくりしました(みなさんは、一人旅をされない
      のでしょうか?)。

      アクセスはもちろん道民の翼、AIR DOさんです。
      小松空港までの直行便、とっても便利でした!
      それにしても、飛行機を利用すると、機内誌って
      すごいなあと実感します。

      なにせ目の前の座席ポケットに入っているのですもの。
      手に取りやすい。とても手に取りやすい。
      周りを見回すと、パラパラと中を見ている方がちらほらと…。
      明日からはアリスで特集を担当した5月号が見られますが、
      機内でそのことを考えて一人ハラハラドキドキと緊張する
      ばななでした。


      ↑ラポラ5月号は「道産小麦パン」の特集です

      会社と家の往復では、なかなか自分が関わった媒体を客観的に
      見る機会がありませんので、外に出るというのは、こういう
      ところも含めていい刺激になります。実際に利用されている
      場面を目にするのもそうですが、自分でガイドブックを使う
      (読者になる)のも、大切ですよね。

      金沢で散財したばななは、これから節約生活に入りますが…
      大型連休はまだまだこれから。サクラも咲き始めていますし、
      お花見もいいですね〜。天気次第ではキャンプも…?
      キャンプ場ガイド、好評販売中です!(宣伝)
      みなさんも楽しい連休をお過ごしください!
       
      20:29 | 平岸ばなな | comments(0) | - | - | - |
      平岸ばななが新入社員だった頃…不連続ブログ・その15
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        ご無沙汰しております。
        夏の疲れが出てくる時期ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
        アリス社内では、からあげ大臣先輩経由の夏風邪が、猛威を振るって
        被害者が続出しております。恐ろしいですね。

        そういえば、夏になると会社(W社長宛)に巨峰やメロン、とうもろこし
        などなど…がたくさん届き(社内でおいしくいただきました。ありがとう
        ございました)、おやつ時間がなんだか豪華になります。今ではすっかり
        なじんでいるばななですが、新入社員のころは、この「おやつの時間」に
        驚いたものでした。

        毎日ではないのですが、午後3時ころになると、素敵な甘味とお茶が
        元町マダムによってそっと各デスクに配られたり…。W社長から
        アイスの差し入れがあったり…。

        ↑W社長が差し入れて下さった、美園アイスクリームの
        「大正浪漫アイスモナカ」を記念にパチリ。


        以前、ばなな母が「独身時代に務めていた会社は“おやつの時間”が
        あってね」と話していたことがありましたが、いやいやまさか、
        今時、そんな会社はもうないよと思っていました。

        忙しい日はゆっくり味わえず、スイーツを片手にパソコンに
        向かうこともありますが、それでもあるとないでは気持ちが
        違います。一瞬でも、心を和ませてくれるおやつの時間。
        大切にしたいひとときです(ちなみに今日は、おやつの時間は
        ありませんでした)。

        つづく
        19:29 | 平岸ばなな | comments(0) | - | - | - |
        平岸ばななが新入社員だった頃…連続ブログ・その14
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          お久しぶりです。素敵カフェを訪ねて遠出を
          しておりました、平岸ばななです(仕事です)。

          ↑田んぼに面したカフェにもうかがいました(東川町)


          さて、そろそろ、ばななの「連続でブログを
          更新してみよう月間」が終わりを告げようと
          しております。そんな気配をじわじわと感じて
          おります。もはや連続でもなんでもありませんが、
          引き続きお付き合いいただければ幸いです。


          <前回までのあらすじ>
          円山マンボ先輩の手を借りながら、次々と襲い
          かかる試練を乗り越えてきた平岸ばなな。
          いよいよ、観光情報誌制作が佳境を迎える。

          取材撮影→原稿入稿ができれば、誌面が出来上がるのを
          待つばかり。文章や写真などの素材がどうなるのか、
          余裕のない中でも誌面を見るのは楽しかったような
          気がしています…。
          ここからの記憶はちょっとあいまいです…。

          出来上がった誌面は、ご紹介するお店やメーカーの
          方々にも確認していただきます。さらにデータなど
          細かく細かくチェックをして…チェックをして…
          ひとまず私たちの手を離れました。

          そこから、さらにチェックをして…印刷をして…
          最後は書店に並ぶのですね。
          本を作るって、大変なのですねえ…。

          完成した見本誌が手元に届いたときは、感慨深い
          ものがありました。これまで私が書店で陳列していた
          雑誌たちは、こうやって作られていたんだ!と、
          大変だった制作期間をひとり、しみじみと振り返って
          おりました。

          ただ、これで終わりではなかったのです…。
          制作期間が被りつつ進行している1冊があり、
          さらにもう1冊が待機していました。

          月日は非情にも、めまぐるしくあっという間に
          過ぎてゆき…要するに、あまりはっきりと覚えて
          いないのですが…気付けばからあげ大臣先輩に
          「いやー、できないと思ったけど、できたね!」と、
          肩をばしりとたたかれたばななでした。

          「我々は、ある種、季節労働者だ」という言葉が
          印象深く頭に残っております…。

          ひとまず、周囲に助けられつつも、なんとか自分で
          やりきれたというのは、よい経験でした!

          心が折れたりもしたけど、ばななはげんきです。

          (つづく…かも)
          20:08 | 平岸ばなな | comments(0) | - | - | - |
          平岸ばななが新入社員だった頃…連続ブログ・その13
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            <前回までのあらすじ>
            からあげ大臣先輩のさりげない応援で、
            無事に観光情報誌のラフを描き上げた平岸ばなな。
            そんなばななに、次なる試練が襲い掛かる…。


            リサーチ→リスト→ラフと進んだ観光情報誌制作、次はアポ&取材です
            (ちなみに、順を追って振り返っているこの情報誌制作ですが、
            実はほぼすべてが同時進行でした)。

            取材のアポや掲載許可の電話をするときに「ああ、そうか、そうだよね」
            と妙に納得したのが、おみやげについてです。
            掲載許可の連絡を取りますが、すべてメーカー(製造元)に連絡します。
            ひとつ、ひとつ、です。

            ↑新千歳空港限定のコーンぱんとまめぱん。大人気で、週末は行列が
             できることもしばしば。ばななは、空港へ行くたび購入しています。


            ただ、よく考えてみれば、確かに…。さらに、当然ながら、
            紹介するのは1メーカー1商品ではありません。
            同じ製造元の商品が複数ページに分散していることもあります。

            でも、電話するのは、1か所に1度で済ませたい。
            ならば、どこにどの商品について連絡をするのか、整理しなければ。
            パニックです。ばななは、パニックに陥りました。
            「だめだ!あふれる!」と声を上げて、わかりやすくパニックになりました。

            そして、ここでも円山マンボ先輩にお世話になる、ばなな…。
            3〜4日かけて行った空港の取材撮影も助けていただきました。
            ありがとうございました…。

            空港の取材撮影は物件数が多いため、お店班(ばなな)と
            商品班(マンボ先輩)の2チームでした(最終日は1チーム)。
            お店取材も、空港内をあっちへこっちへと動き回って、
            なかなか大変なのですが、もっと大変だったのが、商品。

            大量の商品を集めるのですが、なにせ数が多いので、
            撮影場所にと借りた部屋まで何度も何度も荷物を抱えて
            往復しなければならないのです。
            円山マンボ先輩の足が棒のようになってしまいました。すみません!

            早朝から「生きてたんだね!」とカメラマンさんに声をかけられながら
            空港へ向かう、なかなかハード1週間でした。

            が、取材後はやっぱり直帰できません。社へ戻って原稿作成でした。
            持ち帰った撮影商品の山に囲まれながらの原稿作成が待っていました。
            今思い返しても背筋がひやりとします。ひぃ。

            (つづく)
            20:54 | 平岸ばなな | comments(0) | - | - | - |
            平岸ばななが新入社員だった頃…連続ブログ・その12
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               <前回までのあらすじ>
              ある夜、事務所でひとり誌面の設計図である「ラフ」をしこしこ
              作成していた平岸ばなな。そこへ突然、ある人物が姿を現した…。

              扉の開く音を不審に思い、様子を見に行くと、
              そこには、
              なんと、

              からあげ大臣先輩がいたのです。

              この日は、お世話になっている方々との親睦会があり、
              終了後、わざわざ立ち寄ってくれたそうです。
              「まだいたの?!」と、驚かれました。

              そして、大変ありがたいことに、少し手伝ってくれる
              というではありませんか。リスト段階から、先輩たちに
              頼ってばかりだなあと、情けない気持ちもありつつ、
              お願いすることに。

              ところが、からあげ大臣先輩の筆は一向に進まないようでした。
              しばらくうーん、うーんとうなり声を上げていましたが、
              突然、ぱたりと鉛筆を置き、ばななに向かって
              「酔っ払ってて、描けない!」と、衝撃の告白をされたのです。

              …仕方がありません。…ばななが…ばななが、間違っていました。
              すみませんでした。

              あと3枚ですので、自力でがんばります。「見守ってるわ!」
              というからあげ大臣先輩の応援(プレッシャー)に耐えながら、
              なぜか面談され(現状に対して不満はないのか…等の質問に答え)
              ながら、なんとかラフを描ききることができました。

              ↑からあげ大臣先輩が寝込んだ現場はここです

              困ったのは、このあとです。
              気がつくと、からあげ大臣先輩がテーブルに突っ伏したまま
              眠りこけているではないですか。声をかけると、一応、返事は
              あるのですが、起きる気配はさっぱりありません。

              季節は冬。暖房を切らなければ生命に関わることにはならない
              はずですが、そのまま帰るのもどうなのか…と一人悩むばなな。
              悩みすぎて、タンキニ五郎先輩に相談の電話までかけました。
              回答は「そのまま帰ってOK」。えっ?

              最終的には、なんとか無事タクシーに乗りこんでもらえました。
              ラフも描ききれましたし。めでたし、めでたし、なのでした。
              ふーっ。

              (つづく)
              15:45 | 平岸ばなな | comments(2) | - | - | - |
              平岸ばななが新入社員だった頃…連続ブログ・その11
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                <前回から今回まで>
                空港の物件リスト作成に苦戦する平岸ばなな。翌日の提出に果たして
                間に合うのか―との不安に襲われ、心折れそうになったそのとき、
                平岸ばななに救いの手を差し伸べたのは円山マンボ先輩だった。
                覚悟を決めた2人は、狸小路5丁目周辺のラーメン屋で腹ごしらえをすませ、
                深夜まで空港みやげを検討することとなる(円山マンボ先輩、ほんとうに
                ありがとうございました)。

                今振り返ってみても、最初から最後まで自主的に雑誌作りに関わったのは、
                おそらくこの観光情報誌が初めてだったように思います。発見あり、
                苦しみあり、喜びあり…途中、記憶はあいまいですが…。

                さて、物件が決まりました。リサーチ→リストときて、お次は「ラフ」です。
                誌面の設計図のようなもの…を作成します。

                ↑これが当時書きまくったラフです。久しぶりに見て、
                 ずいぶんと丁寧に書いていたことに気づきました。

                まず、からあげ大臣先輩による「簡単!ラフ講座(全1回)」が実施されました。
                わかりやすい解説をありがとうございました。

                あとは実践あるのみです。締め切りまで、ひたすらラフを作成します。
                当たり前ですが、慣れていないので探り探りなわけです
                当然、時間もかかります。

                応接室兼会議室兼作業室で、黙々とラフを描き続けていたような気がします。
                実際にどのくらいの量で、どのくらい時間がかかったのかは、
                ぼんやりとしか思い出せませんが、

                ただ、はっきり覚えていることがひとつ。

                今日も遅くなってしまったなあ…でも、あと少し、もう少しだ…と自分を
                励ましながら一人で作業していたときでした。

                会社の扉が、ガチャリと開いたのです。それは…。

                (つづく)

                19:29 | 平岸ばなな | comments(0) | - | - | - |
                平岸ばななが新入社員だった頃…連続ブログ・その10
                0
                   
                  みなさんは飛行機を利用するとき、どのくらいの時間を空港で過ごすでしょうか。
                  ばななは、たいてい搭乗口に直行なのですが、以前、約7時間もの待ち時間を
                  持て余して大変困ったことがあります(ちなみに乗り換えのない国内旅行です)。


                  空港内をさんざん歩き回ったのですが、それでもつぶせたのは2時間程度。
                  最終的には書店で本を数冊購入して、ターミナルのはしっこで約5時間の読書を
                  楽しみました。

                  それはそれでよいのですが、これが新千歳空港だったら、映画鑑賞をして
                  温泉でひと息つけるのになあ、という思いがふっと頭をかすめました。

                  そう、約2年前にリニューアルした新千歳空港ターミナルビルは、とっても
                  おもしろいのです。エンターテインメント施設も充実しており、休日には
                  家族連れなど地元客がよく訪れる、なんて話も聞きます。

                  ばななの入社時期と新千歳空港のリニューアル時期が被っていたこともあり、
                  この2年間、観光情報誌の空港特集はたいてい私が担当しておりました。
                  今でこそ、空港内をおおよそ思い通りに歩けるばななですが、2年前までは、
                  自分が空港に詳しくなるなど想像もできませんでした。

                  ↑新千歳空港をスタンプラリーで巡った際に出あった模型。
                   ダ・ヴィンチが設計?した、
                  パラシュートの原型だそうですよ。

                  ドライブの観光情報誌を乗りきり、ほっとしたのもつかの間…次なるお仕事
                  (観光情報誌)が待ち受けていました。早速、からあげ大臣先輩から
                  新千歳空港についてのリサーチ&リスト作成を命じられたばなな。

                  「なんなら、実際に行って見てきたら?」の言葉をとても素直に受け止め、
                  その週末、新千歳空港探検へ出かけました。後から聞いた話では、
                  からあげ先輩の冗談だったようですが…。でも、新しい場所を実際に見て
                  回ることは、結果的によい体験だったと思っています。

                  目新しいということもあったでしょうが、空港内を歩き回るのがとっても
                  楽しかったのを覚えています。それも後日、友人を誘って再訪してしまうほど。
                  大福やジェラートなどのお手軽グルメを堪能したり、スタンプラリーに本気を
                  出したり…本当に1日を遊びつくしました。日がくれるころには、くたくたです。

                  リスト作成にはかなり苦戦しましたが、このリサーチでのメモがなければ、
                  そして円山マンボ先輩の助けがなければ、完成させることは難しかったかも。
                  こうして、リサーチの大変さ&大切さを知った平岸ばななでした。

                  (つづく)

                  14:23 | 平岸ばなな | comments(0) | - | - | - |
                  平岸ばななが新入社員だった頃…連続ブログ・その9
                  0
                     
                    こんばんは。昨日、ブログデビューのお祝い(?)に、
                    W社長に揚げバナナとモヒートをごちそうしてもらった、
                    平岸ばななです。

                    本当の狙いは揚げバナナではなく、バナナチップスでしたが、
                    悲しいことにお店ではもう扱っていませんでした。
                    ただ、代わりに注文した揚げバナナのおいしかったこと…。
                    改めて…W社長、ありがとうございました。

                    ほくほく食感の揚げバナナの余韻に浸りつつ、
                    本日も過去を振り返ろうかと思います。
                    お時間のある方はどうぞお付き合いくださいませ。

                    ↑これが、HABANA(狸小路6丁目)の「揚げバナナ」です。
                     塩味の効いたその味わいに、W社長も大満足でしたよ。

                    珍☆幻斎先輩が退職され、2人になってしまった亜璃西社の
                    編集プロダクション部。最初の大仕事は観光情報誌でした。
                    しかも、ただの北海道観光ではなく、ドライブです。
                    基本的にルートで各スポットを紹介してゆくものです。

                    そう、ドライブなのです。

                    いえいえ、ばななだって車の免許を持っていないわけではありません。
                    車も所有しています(当時)。ただ、めったに使わないだけなのです。
                    宝の持ち腐れとは、まさにこういう状態を言うのですね。
                    運転しても市内の決まったコースしか走らない、
                    ペーパードライバーのばなな。

                    加えて、我が家のドライブは基本的にざっくり、ほぼノープランです。
                    旅行は好きですが、旅先での移動は公共交通機関です。
                    レンタカーを利用したこともありませんでした。
                    任されたのは日帰りの短いコース3つと札幌中心部紹介のページでしたが、
                    プランを立てるにしても、どのように考えればよいのやら。
                    頭の中は真っ白です。
                    からあげ大臣先輩のお話を聞きながら、ばななは途方にくれました。

                    そんなばななに手を差し伸べてくれたのは、からあげ大臣先輩でした。
                    ありがたいことに目の前で地図を広げ、支笏湖のモデルコースを
                    教えてくださったのです。おまけに、夕張方面のスポット案まで。

                    その後、試行錯誤しながらコースを考え、原稿を何度も書きなおし
                    (からあげ先輩チェックを受け)、ひたすらに掲載許可の電話をかけ…
                    どうにか乗り切ることができました。

                    しかし、このドライブ観光誌のお仕事は、前哨戦に過ぎなかったのです。
                    本格的な戦いの日々(?)はここから始まったのでした。

                    (つづく)

                    21:19 | 平岸ばなな | comments(0) | - | - | - |
                    平岸ばななが新入社員だった頃…連続ブログ・その8
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                      人の記憶とは、あいまいなものです。
                      そして、新たに人の顔と名前を一致させて覚えることは、
                      なかなか大変なことだと思います。

                      今回はそんな話をさせてください。

                      現在、平岸ばななは、社内で(じわじわ社外でも)主にあだ名で
                      呼ばれています。そう聞いて、なんとアットホームな会社だろうと
                      思われるでしょう。たしかにその認識は間違いではないと思います。

                      ただ、ばなながあだ名で呼ばれるようになったのには、
                      ちょっとした訳があるのです。

                      それまでOさん、と「姓+さん」で呼ばれていたばななでしたが、
                      入社して数か月が過ぎ、やっと職場(注:仕事ではない)にも
                      慣れてきたころ、最初の異変が起こりました。

                      ふいに、からあげ大臣先輩の「Nさん」と呼ぶ声がしたのです。
                      これは、退職された珍☆幻斎先輩の名前でしたが、どうやら
                      呼びかけられていたのは、ばななのようでした。
                      今まで間違われなかったのに、突然、なぜ…。

                      そして、先輩「Nさん」との呼び間違えは、しばらく続きました。
                      頻度はそれほどでもないのですが、徐々にばななも自分とまったく
                      異なる名前に、即座に返事ができるまでになってしまいました。
                      次の異変は、そんな時だったかと思います。

                      ↑これは、ケンタッキー期間限定商品の「チキンライス」です。
                       W社長が差し入れに買ってきてくださった時に撮影しました。
                       この商品、チキンライスがチキンでサンドされた、とてつもなく
                       ボリューミーな一品ですが、撮影技術が未熟なためすごく
                       おいしくなさそうに見えます。カーネルおじさん、ごめんなさい。

                      「Kさん」と、かぼちゃキラー先輩の名前がオフィスに響きました。
                      状況から推察するに、私のことです。
                      …反応できるので、特別深刻な問題ではないのですが、
                      次第に「Kさん」と「Nさん」、「Oさん(正解)」が入り混じるように。
                      さらには、元町マダムの「Oさん」も混ざりかけ…。

                      見るに見かねたタンキニ五郎先輩と円山マンボ先輩が、
                      「苗字だから間違うのかもしれない」と解決策を考えてくださいました。
                      案の一つが、あだ名です。
                      ひとまず、ばななの友人の多くが使う、私の愛称「○○みん」を提案しました。
                      当初は却下されたのですが、「試しに使ってみたら意外に呼びやすかった」
                      と、逆転採用になりました。
                      おかげで、からあげ先輩の呼びかけも、すっかり○○みんで定着しています。

                      その後、先輩方以外にも、じわじわとあだ名で呼びかけてくださる方が増え…
                      今に至ります。ありがたいことですね。

                      もとは高校生時代につけられたものですが、気がつけば小学生からの友人も
                      使っているこのあだ名、○○みん。そんなに呼びやすいのかしら?と、
                      当の私はちょっぴり不思議です。

                      (つづく)
                      19:58 | 平岸ばなな | comments(8) | - | - | - |

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