アリス秘報館

亜璃西スタッフの面々が、その日常を大暴露。秘密のベールが今、明かされる!?
<< 平岸ばななが新入社員だった頃…連続ブログ・その11 | TOP | 平岸ばななが新入社員だった頃…連続ブログ・その13 >>
平岸ばななが新入社員だった頃…連続ブログ・その12
0
     <前回までのあらすじ>
    ある夜、事務所でひとり誌面の設計図である「ラフ」をしこしこ
    作成していた平岸ばなな。そこへ突然、ある人物が姿を現した…。

    扉の開く音を不審に思い、様子を見に行くと、
    そこには、
    なんと、

    からあげ大臣先輩がいたのです。

    この日は、お世話になっている方々との親睦会があり、
    終了後、わざわざ立ち寄ってくれたそうです。
    「まだいたの?!」と、驚かれました。

    そして、大変ありがたいことに、少し手伝ってくれる
    というではありませんか。リスト段階から、先輩たちに
    頼ってばかりだなあと、情けない気持ちもありつつ、
    お願いすることに。

    ところが、からあげ大臣先輩の筆は一向に進まないようでした。
    しばらくうーん、うーんとうなり声を上げていましたが、
    突然、ぱたりと鉛筆を置き、ばななに向かって
    「酔っ払ってて、描けない!」と、衝撃の告白をされたのです。

    …仕方がありません。…ばななが…ばななが、間違っていました。
    すみませんでした。

    あと3枚ですので、自力でがんばります。「見守ってるわ!」
    というからあげ大臣先輩の応援(プレッシャー)に耐えながら、
    なぜか面談され(現状に対して不満はないのか…等の質問に答え)
    ながら、なんとかラフを描ききることができました。

    ↑からあげ大臣先輩が寝込んだ現場はここです

    困ったのは、このあとです。
    気がつくと、からあげ大臣先輩がテーブルに突っ伏したまま
    眠りこけているではないですか。声をかけると、一応、返事は
    あるのですが、起きる気配はさっぱりありません。

    季節は冬。暖房を切らなければ生命に関わることにはならない
    はずですが、そのまま帰るのもどうなのか…と一人悩むばなな。
    悩みすぎて、タンキニ五郎先輩に相談の電話までかけました。
    回答は「そのまま帰ってOK」。えっ?

    最終的には、なんとか無事タクシーに乗りこんでもらえました。
    ラフも描ききれましたし。めでたし、めでたし、なのでした。
    ふーっ。

    (つづく)
    15:45 | 平岸ばなな | comments(2) | - | - | - |
    コメント
    たしかに、酔っ払ってお手伝いはできなかったかもしれない。
    でもね、後輩をさりげなく心配し、飲んだ後にさりげなく君の元へ向かった、このさりげない優しさは汲んでほしい。さりげなくね。
    2013/07/04 6:24 PM by からあげ代官
    >からあげ先輩
    その節は本当にありがとうございました。
    さりげない優しさあふれる教えで、ラフもばっちりです!
    2013/07/04 7:01 PM by 平岸ばなな
    コメントする











    03
    --
    1
    2
    3
    4
    5
    6
    7
    8
    9
    10
    11
    12
    13
    14
    15
    16
    17
    18
    19
    20
    21
    22
    23
    24
    25
    26
    27
    28
    29
    30
    31
    --
    >>
    <<
    --